
総武線に乗ったらオネーサンが車掌だった。山手線の車掌もオネーサンが多い。
この一年の電車移動で(最後部に乗る習慣が身についたから)発見した。この方も昭和のオネーサン匂いがします。おねーちゃんではない。おねーちゃんは、おねーちゃんは、電車の中で顔を盛ったり、すね毛剃ったり(ホントにいたそうです)やらかします。おねーちゃんはおもしろいけど、すぐに飽きる。
こちらの命を預かるオネーサンの真摯な、井戸水のような、無駄のない身のさばき方は、見つめるに値する。
オネーサンは車掌室の窓を目一杯下ろし、つま先立ちで車外に身を乗り出していたが、この職種に身長規定はないのか? 明らかに不足しているぞ。様子がいいので許すが・・・
発車のベルを鳴らし、ドアを閉めて安全を確認し、ブザーを鳴らす。次の目的地に向けゆっくりと、それから徐々に速さを増してホームを彼方に置いて行く。
ホームにはお見送りの同僚が数十メートル間隔で立ち、フレームの端から現れては遠ざかって行きます。オネーサンを指して別れの言葉を発し、それから逆方向に身をねじって指差しする。すると、次の同僚がフレームに現れ、オネーサンを指差し、身をねじって・・・
なんつーか、うまくいえないが、鉄道員のセレモニーがこんなに美しいもんだとは思わなんだ。
涙をぬぐっているようにも見える・・・
(花粉症? 無粋なこといってはいけません)