
ここはアリ地獄ニュータウンの歌舞伎町なのである。
38店あるうちの25店はこの軒下界隈に集中していて、ふらふらしてるとどこかの店に必ず滑り落ちる構造・環境になっている。必死にもがいても血相を変えて這い出ても隣りの地獄にへろっと滑降しちゃう、まさに地獄の三丁目なのである。
アリ地獄の店主(ママさん)はすり鉢の最下部の脇に身を潜めていて、落ちてくる振動に反応して「引きずり込み」を始める。が、犠牲アリと観察者に姿をさらすことはない。見えないがパッパッ・・・と間断なく砂を舞い上げて這い上がらせない。
ダールの幽霊話がそうだけど、ホントに怖いハナシに幽霊は出てこない・・・それだね。気配だけ。実際アリ地獄(うすばかげろうの幼虫)を見たこと、あります? 奇妙な形貌ですよ・・・不気味。そういうわけで、ここ地獄の三丁目は今朝も「怖そうな、気色悪い、鬼気迫るオーラ」におおわれております。
生誕記念名栗村農事放送通信員のゴミ当番からの報告でした。