ここにはね。
どん底亭に支払いに行ったら、ミヤモトフが来ていた。
矯正労働で痛めた足をひきずり、命の洗濯にきたそうな。
宴の終盤には、騒ぎを聞きつけたオオサワッチが、
(何にだかわからないが)遅れてなるものかと駆けつけた。
ソンさんのひと言で改名させられたペトロ・カミンスキーは見当たらなかった。
数多の集会に顔をだしてきたが、ここの居心地の良さは別格だ。
なんでかな?
「生かされてる」だのなんだといった、宗教じみたギャグがでてこない。
形容詞と副詞が抑えられたどん底言語は、わかりやすい。
関心がつぎからつぎへと沸き上がる豊富な話題も、そそられる。
そして、お里のしれたもんの集まりは、ほんと、ラクだわぁ。