
はじめて海へ来たあの日の衝撃をわすれない。黒崎の鼻で出会った摩訶不思議な生き物達。僕は岡本太郎になってしまった。
「なんだこれは!!」
ヒザラガイ、フナムシ、イソギンチャクそして、写真のカメノテ。虫でも貝でも植物でもない、なんなんだ君は! 形の面白い石なのか?生きてるの?生きてるってことは、動いたり死んだりするの?でも、岩にくっついてるだけじゃないか!
先日、久しぶりにカメノテをみた。まったく、君はなんで生きてるんだ。悩みもあるのかい、恋もするかい?年金は払ってるのか?飲んで口をついて出た言葉を後悔したりするの?
一生その岩にはり付いて、嵐の日も波を浴びているだけなのかい。
その後、この生き物を食べる人達がこの世にいると知って仰天したのは、また別のはなしだ。