コアラが木にくっついている理由、ついに解明される


暑いときは、ユーカリの木よりアカシアを選ぶ

「コアラは、食べるものが非常に限られているため、チャンスがあるなら、食料となる木を選ぶものだ」と、ウィスコンシン大学マディソン校のウォレン・ポーター教授(動物学)は言う。だが、暑くなってくると、コアラたちは、食べられるユーカリの木よりも、食べられないアカシアの木にいることを好んだ。

これは理にかなった行動だ。アカシアの木は、ユーカリの木と比べて摂氏約5~7度も冷たいのだ。ユーカリの木の表面温度は、気温よりも1.5度(幹)~1.9度(根元)低いが、アカシアの木の場合は、気温より6.7度(幹)~8.9度(根元)低いという。さらに、大きな枝は分厚くて熱を吸収しやすいし、大きな枝のある場所は日陰になっている場合が多いという。

※ユーカリは50~70%の水分を含んでいるため、コアラは基本的にはユーカリなどの食べ物から水分をとっており、直接水を飲むことは稀だが、猛暑になると水を飲む姿が目撃されるという。なお、コアラには汗腺がなく、息を荒くして蒸発冷却を行うが、熱波の際の死亡率は高いという。

Text by Nick Stockton/Photo by Natalie Briscoe/WIRED NEWS (US)

アタクシがご婦人にくっついてる理由も似たようなものなのだ。