寝ながら聴く60曲の15曲目から

15/60:歌にたくして/ジム・クローチ
グルーチョ・マルクス似のとぼけた顔なんですが美しい曲です。詞も泣かせます。「オペレーター」という曲も良いです。7曲目でも書いたが、苦労人です。アルバムが大ヒットして、さあって時に飛行機の中で発作起こしてなくなったそうなんです。飛行機事故だとばっかし思ってました。バディ・ホリー、ジョン・デンバー、レイナード・スキナード、坂本九も飛行機事故で亡くなってます。合掌。

16/60:涙のくちづけ/レターメン
中学の同級生と三人バンドを組んで東京進出を企てた話は以前書いた。その一人、ベース担当の斎藤くん家には茶箪笥に似た高級ステレオがありました。ムードミュージックやスクリーンミュージックに混じってレターメンのLPがあり、聴かせてもらったのがこの曲。音楽とは無縁に見えた(学級委員長であり陸上部キャプテンの)斎藤くんは、勉強に疲れるとこのような大人のレコードを聴いていたのでありました。今日はその斎藤くんの誕生日です。

17/60:九ちゃんのズンタタッタ/坂本九
九ちゃんの歌声を初めて耳にしたのは「上を向いて歩こう」や「見上げてごらん夜の星を」ではなく、この曲です。小学校4年生でした。ところで同時期に森山加代子の「ジンジロゲ」も流行ってました。「ジンジロゲ ヤ ジンジロゲ ドレドンガラガッタ ホーレツラツパノツーレツ マージョリン マージンガラチョイチョイ・・・」歌詞が特徴的でした。今の小学生がポケモンの名前を暗記するように、大人も子どもも呪文のような歌詞を無邪気に口ずさんだものです。4年生のワタクシも「ジンジロゲ」の歌詞を紙に書いていつも眺めていました。ところがこの歌詞をつづった紙切れが持ち物検査の時に没収された。担任の教育モラールに抵触したのです。不良っぽい森山加代子がいけなかったのか、ジンジロゲで始まる春歌っぽい歌詞がいけなかったのか、わからない。新学期の初日から翌年まで、雨が降ろうが晴れようが、校内校外関係なく、担任がお休みの日以外ほぼ毎日、あれこれ理由をつけられてはこずかれた。たぶん菅原和雄という若い教師は、ワタクシの存在自体がお気に召さなかったんだと思う。存命ならば80歳くらいだろうなぁ。なにしてるんかなぁ・・・。したがって森山加代子の「ジンジロゲ」は面白い歌なんだけど、思い出が痛すぎるので60曲には入らない。九ちゃんのズンタタッタのノーテンキ節に軍配をあげる。作詞・作曲青島幸男です。